水虫の症状と薬は?

水虫は昔、畑や田んぼで仕事をしていた人の足に水虫ができたことが、水虫の由来です。
足を水の中に入れ、虫に刺されたと考えられたことから水虫と言われるようになったそうです。
水虫の仲間である田虫、陰金、白雲も同じ白癬菌による感染症であるが、
呼び方も感染する箇所が違うと異なります。手、足、頭、太股の内側以外
に感染すると田虫となり、太股の内側や陰部に感染すると水虫ではなく陰金となり、
白雲は頭に感染するとなるようです。
水虫の仲間である白癬菌は高湿度を好むため、高温多湿の梅雨の頃から秋口にかけて症状が悪化すると
言われています。水虫が特に足に感染しやすいのは、白癬菌に触れやすいからと、
高湿度環境が長い時間かかるからです。
水虫が多発する原因は靴を長い時間履きつづけると通気性が悪くなり蒸れて、
水虫菌の活動が活発となります。
また、糖尿病や免疫力の低い人、治療でステロイド内服をしている人は水虫になりやすいとされる。

水虫の治療法

水虫の治療法として効果的なのが抗真菌薬の内服・外用であります。
皮膚科に入って水虫の治療をするのが好ましいですが、
女性の場合は受診に対する恥ずかしさや抵抗感が強いため行きにくい現状があります。
水虫の自覚症状がある時点で角質の奥深くまで水虫菌が浸透していることが多い為、
完全に水虫の菌を殺菌することは難しいため、
1ヶ月位で皮膚が新しいものに入れ替わるのでその間は治療の継続が必要です。
冬になると乾燥して水虫菌の活動が弱まるため、かゆみなどの症状が無くなったので、
治ったと思って治療を止め再発させてしまうことは多い。
そのため再発しやすい病気として水虫は誤解されている面もありますが、
しっかりとした対策と治療、更にその継続さえあれば完治は容易な病気である。
水虫は伝染しやすい病気とも言われています。水虫菌自体の感染力は弱く、
水虫菌が長く皮膚に密着した上で多湿環境が維持されないと感染はしません。

水虫の爪

水虫で怖いのが足の爪です。不用意に伸ばしていると、そこに汗や垢などの汚れが溜まり、
それが水虫菌の温床となるの注意しましょう。長時間ブーツなどを履いたり、
雨でぬれたりすることで水虫の菌が発症します。
最初は爪ではなく、爪と指先が水虫となるケースが多く、爪の間へと感染することで、
ゆっくりと水虫菌が進行していく。
爪水虫になると、最初の段階では爪の先の色が、白っぽくなるだけであり、自覚症状はありません。
しかし徐々に指側に水虫菌が侵食していき、最終的には爪全体の色が白色・黄色に変色します。
爪水虫となった爪は、盛り上がったように生え、ボロボロと崩れていきます。
そして新たに水虫菌をばら撒き、新たな水虫の感染の原因となる。
爪水虫は、長期間にわたり水虫を患っている人ほど、かかりやすい病気である。
年代としては中高年が患いやすい病気ですが、10代や20代であってもかかる病気である。
かつては男性の病気とされていたが、女子大生たちがブーツを履いたり、
OLのように靴を履き続けることが増えたため、女性でも爪水虫にかかる事が多いです。

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